サンデー毎日 2009年11月22日号JANJAN イタリアの“夢のような挑戦”
千葉県市川市で16日、国際セミナー「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」が、精神疾患を持つ人々の社会復帰をめざすNPOの主催で行われた。セミナーでは、バザリア財団理事長のジャンニケッダさんとジャーナリストの大熊一夫さんからの報告の他、当事者や家族との意見交換の場も設けられ、活発なやりとりがあった。
トリエステの当事者組織が作った「近くで見れば正常な人なんていないよ」というロゴの描かれたTシャツ姿の大熊一夫さん(左)を紹介するマリア・グラッツィア・ジャンニケッダさん(中央)
2008年10月16日、千葉県市川市において国際セミナー「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」が開かれた。 イタリアから来日したバザリア財団理事長マリア・グラッツィア・ジャンニケッダさん(社会学者)とジャーナリスト大熊一夫さんの報告後、当時者や家族会の方との活発な意見交換があった。会場には終始熱心にメモをとる千葉県知事の堂本暁子さんもいた。
千葉県の地域精神保健サービスについて話しあう堂本暁子知事(中央)、伊藤順一郎医師(右)、マリア・グラッツィア・ジャンニケッダさん
イタリアでは1978年、精神病院をなくして精神疾患をかかえる人たちを地域で支える新たな試みがスタートした。その土台となったのがイタリア精神保健法の180号法(バザリア法)だ。
出典:Jan Jan News (http://www.news.janjan.jp/living/0810/0810189690/1.php)
毎日新聞 2008年10月11日 夕刊朝日新聞 2008年7月19日 夕刊神奈川県秦野市の精神保健ミニコミ誌「クレリィエール」No.440に掲載されました!JANJAN 暮らし欄: 読者の疑問に応える
大熊一夫氏インタビュー(聞き手 広岡守穂氏)=抜粋 (動画14分43秒) |